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TECHNOLOGY
衝撃吸収と反発力という相反する機能を高次元で両立させていることが、kybunの靴が支持される最大の理由のひとつです。
痛みを和らげ、歩くことを楽にしてくれる最大の秘密は、特許も取得している独自技術で製造されたソールです。kybunの靴には、特殊なエアハニカム構造とトランポリン効果を用いたソールが搭載されています。この構造により、着地時には空気の力で衝撃を吸収し、同時に弾むような反発力で前へ進む推進力を生み出します。
スイスの名門・ETHチューリッヒ(スイス連邦工科大学)の研究においても、kybunソールの衝撃緩和性が実証されており、その効果は科学的根拠をもって裏付けられています。 -

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「動的干渉」により足部の動きが膝・腰・体幹に波及し、姿勢改善・筋肉活性が期待できます。多数の医師、専門家、ユーザーから「膝・腰・関節の痛み軽減」、「体幹強化」の声をいただいているのは、kybunの靴が、単なる足元の保護ではなく、歩行そのものを全身運動へと昇華させる設計にあります。
このソールは、足裏にかかる衝撃、圧力を緩和するだけではありません。歩くたびに絶妙な不安定性を生み出し、地面の微細な変化を足裏が感じ取り、足裏の感覚受容器を活性化させます。その結果、足元の小さな筋肉から体幹まで、普段使われない深層筋(インナーマッスル)が自然に動員されます。
この自然な動きが引き出されることにより、身体は常に姿勢を調整しながら歩行することになります。これが足・膝・腰・背中と、関節や筋肉の連鎖運動(運動連動)を引き起こします。そのため、ただ歩くだけで、全身の協調性や筋肉バランスが活性化する仕組みとなっています。
実際、整形外科医やリハビリ専門医からは「着用するだけで骨盤・腰椎・体幹までが自然に整う」「身体が本来持つ歩行のリズムを取り戻せる」と評価されており、関節痛・腰痛・姿勢不良など、局所的な不調の根本にアプローチするとの報告もあります。
つまり、kybunは「歩く」ことを通じて、全身の機能を活性化させる構造であり、日常生活そのものがリハビリやトレーニングの時間へと変わる設計となっています。 -

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ロッカーソール+全方向不安定構造により、踵→つま先の自然なローリング動作を実現。砂地を歩くような動きで、足の本来の使い方を再教育します。
kybunの最大の特徴は、「エアクッションによって柔らかく揺れるソール構造」にあります。この構造により、常に小さなバランスの変化が足元で起こり続けるため、使用者の身体は無意識に姿勢を調整し、自然な歩行リズムを取り戻すことになります。
特に以下の効果が報告されています。- 踵からつま先への自然なローリング動作(足裏の重心移動)が促進され、歩行の衝撃が滑らかに分散される。
- ソールが全方向に自然に、柔軟に揺れるため、姿勢保持筋や体幹の活性化が起こる。
- 結果として、「正しい姿勢に導かれるような感覚」で歩行することができる。
これは、硬くて安定し過ぎた従来の靴とはまったく逆のアプローチであり、「自然な不安定さが体にとって良い」という発想に基づいています。
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360°の不安定性と柔らかい着地でバランス訓練を促進。医師から「立ち直り反応を鍛えるシューズ」として評価。高齢者施設での採用実績も。
kybunは、ソールに意図的な“不安定性(instability)”を持たせる設計をしており、その自然な不安定さを身体の感覚系、深層筋、体感など姿勢制御機能を刺激するための“運動トリガー”として活用します。
この独特な不安定性は、上下・左右・前後・回旋の360°あらゆる方向に連続的な微細な動きを与えることで、使用者の身体を無意識に動かし、バランス感覚と関節安定性の向上を促す仕組みとなっています。-
「固定」ではなく
「動かす」ことで安定性を高める一般的なインソールは足を固定してしまい、足の自然な可動性や筋力を低下させ、結果的に安定性を失いやすくなることがあります。
kybunはモビライゼーション(可動性を活かす)アプローチを採用し、足元から全身のバランス感覚を鍛える構造になっています。 -
柔らかく不安定な足場で
“自然なバランス訓練”ができるkybunのソールは、田んぼを歩くような独特の不安定さを再現し、立っているだけで筋肉とバランス能力を自然に活性化します。
特に体幹と深部筋が刺激され、結果的に転倒リスクを減らします。 -
加齢による筋力低下を補う構造
筋力や関節可動域が低下した高齢者でも、kybunのソールが着地時の衝撃を吸収し、歩行をサポートします。
実際に「歩くのを諦めていた高齢者がまた歩けるようになった」とのお声も多数いただいております。
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kybunの開発者カール・ミュラーは、スイス連邦工科大学(ETHチューリッヒ)で機械工学を学んだ技術者で、健康機能靴として世界中で評価を受けたMBT(Masai Barefoot Technology)創始者として知られています。MBTの欠点(硬さ・歩きづらさ)を改善し、医療・科学・製造の融合を背景に効果と快適性を両立した靴がkybunです。
kybunは、「歩行そのものをトレーニングに変える」という設計思想にもとづき、医師・理学療法士・運動科学者との連携を重視し、医学的・歩行科学的視点を取り入れて設計されました。
kybunは、ファッションやスポーツギアではなく、医学と歩行科学の融合から生まれた「医療・健康機器としての靴」です。 -

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「人間本来の自然な歩き方を取り戻す」ことを目的に、硬いアスファルトで生活する現代人向けに最適化された構造と思想。
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自然な歩行が健康を促進する
kybunの靴は、伝統的な硬い靴とは異なり、“砂浜の上を歩くような”快適さを提供し、自然な動きと健康な生活を促進するという理念を持っています。
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歩行による身体全体の調整効果
kybunの柔らかく弾力のある素材は、自然と姿勢を正しくし、背中や首の筋肉の緊張をほぐし、コア筋を活性化し、血流を促進します。結果として日常的な動作がトレーニングに変わります。
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「運動はすべての薬に代わる」という信念
ベルリン・フンボルト大学名誉教授のカールへヒト医師は、kybunの歩行体験を「地獄から天国」と表現し、「足がマッサージされるようで痛みが消えた」「年齢に関係なく若々しさと軽やかな歩行感を取り戻せる」と語っています。これはまさに“歩くことで健康になる”思想の体現例といえます。
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糖尿病患者にも
2016年11月にマカビア村で開催されたイスラエル糖尿病足病・創傷治癒学会第2回年次会議で発表された研究概要
- 世界では約30秒ごとに糖尿病が原因で手足が失われている。切断の84%は足の潰瘍が前兆として発生。
したがって、潰瘍の予防は非常に重要。 - そのため、潰瘍リスクを下げるためには、機械的圧力の軽減(オフローディング) が推奨される。
- 現在、健康保険機構(HMO)によって糖尿病患者に提供されている治療用フットウェアは、足潰瘍のリスクを抱える患者向けのものである。kybunシューズは、より優れた圧力分布を提供できる可能性がある。
- インソール圧力センサー(Tactilus)と歩行分析装置(Gaitrite System)を用いて、圧力分布および足の動きを測定し、データを収集した結果と結論。
- kybunシューズは平均的な足底圧を下げる効果があり、糖尿病患者における足潰瘍のリスクを低減できる可能性がある。
- 世界では約30秒ごとに糖尿病が原因で手足が失われている。切断の84%は足の潰瘍が前兆として発生。
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kybunの靴は、自社工場でロボット+職人による40以上の工程を経て製造されています。素材、精度は徹底管理され、「医療機器レベル」の製品精度にこだわっています。
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熟練職人による精密な靴づくり
- 1足あたり10〜40種類の型抜き工具(抜き型)を使用し、最大で10種の素材を組み合わせて製造。8万点以上の抜き型を使い分けて製造されます。
- 靴の部品は手作業でマーキング、熱刻印、端部加工され、段差や圧迫感を感じにくくする工夫が施されています。
- アッパーはモデルごとに10〜40のパーツから構成され、すべて高精度なミシン縫製によって製造されています。
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ソール製造は完全自社開発の
専用ロボット設備で実施- kybunが独自に開発した全自動ロボット設備を使用し、ソールを高精度で製造します。素材配合は企業秘密で、唯一無二の構造です。
- 完成したソールは1足ずつ手作業と目視で品質チェックされ、必要に応じて仕上げ工程も人の手で対応します。
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「スイス品質」を守る工程管理
- インソールへのロゴ刻印においても熱管理が重要で、水性接着剤も4回手作業で塗布します。
- アッパーとソールの接着には前工程でつけたガイド(削り跡)を基に位置合わせを行い、専用プレス機で圧着することで耐久性を確保。
このように、kybunは「量産」ではなく、「高品質な手仕事」による靴づくりを徹底しており、スイスおよび北イタリアの提携工房で精密な製造が行われていることが、製品の高い支持とブランド信頼につながっています。
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